HP 2500、インドの鉱山で疲れ知らずの働き

1 7月 2016

オリッサ州の辺境地帯には、インド最大の石炭・鉄鉱石鉱山があり、その一部は民間企業としてはインド最大の鉄鋼メーカー、タタ・スチールが所有しています。

「タタ・スチール スーキンダ・プロジェクト」という採石場では、2004年から玉石の二次解体を、石炭取扱・採掘・物流分野の大企業であるNaresh Kumar & Co. Pvt Ltd社に委託しています。 この作業に、L&T 90CKショベルに取り付けられたIndeco HP 2500ブレーカが選ばれました。今回受注したのは、硬度1,500 kg/cm2、大きさ2,000 mmまでの輝岩(マグマ性岩石)の二次解体工事です。2005年3月以来、Indecoのブレーカは16時間の作業サイクルで、1日の生産量は約100トンに達しています。

一時期、大型のショベルに競合ブレーカを搭載していた他社が受注したこともありました。しかし、この非常に硬い岩盤での使用により、このブレーカはわずか数カ月の稼働で無残にも故障してしまいました。そこで、再びNaresh Kumar & Company社が選ばれ、現在も同じHP 2500を使用しています。

このたび、Indecoのブレーカの稼働が2万時間を超えました。これは製品の優秀さもさることながら、Rabindra Nath Patra社長がコーディネートしたNKCPL社のメンテナンスチームによる素晴らしい仕事も大きく寄与しています。Patra氏は、ブレーカの品質、信頼性、効率を高く評価すると同時に、DCS Trading & Services Pvt. Ltd.社のアフターサービスの良さ、スペアパーツの入手性を高く評価しています。