Indeco Mexico、競合他社に10対4で圧勝

5 7月 2018

重要な結果を出したのはIndeco Mexicoで、2015年9月から2016年3月までのわずか半年間で、ボルボディーラー「Ascendum」に10台ものブレーカを販売しました。
最初の受注は、メキシコシティーの北200 kmにあるケレタロ州の建設会社「CODESA」向けのHP 7500(アメリカのHP 4000に相当)3台でした。
2015年9月に開始し、2016年6月に完成したこのプロジェクトでは、最大高さ7 mの全長700 mの車両用橋の建設と、約14,000 m3の玄武岩の掘削・除去が行われました。
この橋は、ケレタロ州のセラヤ市に向かう道、「バルバネラコロニー」と呼ばれるところにあるため、「バルバネラ橋」と名付けられました。
市街地に近いため、硬い組成の玄武岩であっても火薬を使うことができないこと、そして、一刻も早く道路を開通させるために、工事を早く終わらせなければならないこと、この2点が大きなクリティカルポイントでした。
最初の3台が素晴らしい結果を出したことから、10月から11月にかけて、HP 7500(欧州ではHP 4000)5台とHP 8000(欧州ではHP 5000)2台の合計7台のIndecoブレーカの追加購入を決定しました。
そのとき現場で使われていたのは、Indecoのブレーカだけではありませんでした。実は、別のディーラーが、Indecoの製品と一緒に他社製のブレーカも置いていました。その中、競合他社製品との違いを見せることが出来たのは、過酷な条件下でもIndecoのブレーカは1日20時間も稼動可能であること、またその性能をいかんなく発揮するために、時折発生するあらゆる技術的問題を解決するIndeco North America社のサポートサービスとコンサルティングによるものでした。
結局、競合他社に10対4で勝ったIndecoのブレーカによる同時作業もあり、橋は当初の予定通りに完成しました。