IndecoのIRP 850旋回式クラッシャー
CAT 320に搭載されたIndeco IRP 850旋回式クラッシャーは、掘削、土木、建設、解体作業を専門とするアルタムーラ町のC.I.S.E.社によって、カルボナーラ町(イタリア)の中心街にある古い粉引き場の解体に使用されました。
粉引き場本体は3階建てで、鉄筋コンクリートの耐力構造、パンチングレンガと凝灰岩のパーティションで構成されていました。また、鉄筋コンクリート製の地下タンクや、凝灰岩と鉄筋コンクリート製の複数の貯蔵ピットも含まれていました。
その敷地が狭いこと、また、すぐ近くに民家が多数あり、人通りの多い道路であることにより作業の難易度は高い状態でした。そのような状況の中、IRP旋回式クラッシャーの使用により、解体物が敷地外に落下するのを防ぐことができました。
また、同社唯一のショベルに搭載することで、建物の一次解体作業と、解体物であるコンクリートと鉄筋を分離する地上での二次解体作業の両方で使用でき、生産性の大幅な向上を実現しました。