大がかりな解体作業で力を発揮する大型ブレーカ INDECO HP 7000 FS。

McMahon Service が行ったニュージーランドのワイケリア刑務所の解体工事でブレーカ HP 7000 FS が大活躍

31 3月 2023

ニュージーランドのワイカト地方のワイケリア、テ・アワムトゥの南 16 km の場所にあるのがこのワイケリア刑務所です。ニュージーランドでも特に大きな刑務所のひとつで、1911年に建てられました。

ニュージーランド政府からこの建物の解体工事を請け負うことになったのが、1990年にオーストラリアのアデレードに設立された解体と汚染浄化および環境修復を専門に行うオーストラリア企業 McMahon Service New Zealand 社です。

150 mm から 300 mm と厚さの異なるコンクリートが使われている面積 14,000 平方メートルというこの解体工事でエースとして使用されたのが、ニュージーランドを拠点とするディーラー Crush and Screen Ltd が提供した INDECO 社ブレーカ HP 7000 FS です。

高さ 3.7 m、重量 4,000 kg、チゼル先端直径 180 mm の HP 7000 FS は、このような過酷な解体作業に最適な選択であることが証明されたのです。

この HP 7000 FS は、ニュージーランドで行われた解体工事で使用されるブレーカとしては最大規模でした (INDECO 社シリーズの最大サイズは世界最大の油圧ブレーカ HP 18000)。

INDECO社のブレーカは、このような大規模解体工事にとって、まさに理想的なマシンであり。同等レベルの重量と性能を持つ他のメーカーのモデルと比較すると、INDECO社のブレーカは1分あたりの油量が少なく、作動圧が低いのが特徴です。つまり、油圧が最低限であることからショベルカーのエンジン回転数を大幅に下げることができるため、常に最適なパフォーマンスと最大限の生産性を確保しながらも最大で20%の燃料を節約することが可能です。

「サービスにも大変感動しました。 Crush & Screen 社の技術者が現場に来てくれて、ショベルカーへのブレーカの取り付け作業と圧力が正しく設定されているかの確認もしてくれました。さらに、使用に関するアシスタントやアドバイスも提供してくれて、とても助かりました」と McMahon Services NZ 社のゼネラルマネージャーの Richard Roberts 氏は話しています。

その後、McMahon Service NZ 社からは、ディーラー Crush and Screen Ltd に INDECO社の固定式小割機 IFP 2 台とマルチクラッシャー IMP 45 のご注文が届いたことからも当社製品にご満足いただけたことが分かります。