プティニャーノ市の帽子工場を破壊するIRP 850

1 7月 2016

コマツのショベル2台(PC 240とPC 340)に交互に取り付けられたIndeco IRP 850小割機は、3月初旬から、カーニバルやウェディングドレスの生産で有名なバーリ県の町プティニャーノで古い工業ビルの解体に従事しています。
1950年代に建てられたこの旧帽子工場は、高さ9 m、3階建ての建物で、1階と2階が生産部門、3階が事務所、応接室、アトリエ、ショールーム、そしてエレベーターと貨物用エレベーターを持つ構成になっています。

当初は市街地の端に位置していた工場は、長い年月と街の拡大につれて、ついには市街地の他の建物にすっかり囲まれるような中心部に位置するようになりました。そのような状況から、更地になった跡地は新しい住宅建設用地となります。稼働日数25日から30日で、約16,200立方メートルを解体し、8時間の作業サイクルで1日平均約600立方メートルを解体する予定です。

解体作業は、リサイクル区画として確保されたゾーンの解体に先立ち、IRP 850とコマツ 340に搭載されたIndecoのエクステンションアームのみによって行われます。建物の最も高い部分に到達するためには、エクステンションアームの使用が必要だったのです。下部の解体には、エクステンションアームなしのコマツ 240にIRP 850を搭載しました。Indecoのエクステンションは、この仕事のために特別に作られたものです。実はここ数年、Indecoはポジショニング・ブームやその他の特殊ツールを、すでに非常に重要な関係を築き、且つ、特定の要件を持つ顧客向けに生産しています。
「このような場合の小割機は、ブレーカの代わりとして最も適したツールです。静かで、ほこりが出ず、機械のアームにも地面にも振動が少なく、材料の仕分けができ、また、速さを求められながらもデリケートでなければならないときに総合的に見て効率が良いです」と、プティニャーノのF.lli Pugliese snc社の2人のパートナーの1人、Gianfranco Pugliese氏は証言します。

掘削・解体工事を専門とする同社は1974年に設立され、15年以上にわたってIndecoの顧客となっています。最新の機種から並べるとHP 5000、HP 3000、HP 600、そしてこれもまた優秀なUP 900、UP 2500、さらに古いながらも非常に効率的なMES 3500と121まで、すべてIndecoのブレーカーで7台所有しています。これらに、すでに述べたIRP 850が加わります。一方、それらが搭載される機種は、コマツPC 240、PC 340、PC 80、PC 50、PC 27、PC 15、フィアット日立 255と215の2台で構成されています。