バーリ-ターラント間鉄道の複線化で、Indecoのブレーカが活躍

HP 9000を1台、HP 7000を2台、最後にHP 18000の力を借りて、大規模な掘削を予定通りに終了させました。

22 11月 2018

スケジュールを守る必要があるとき、Indecoのブレーカがあれば安心です。今回は、バーリ-ターラント間鉄道のバーリ・サンタンドレア-ビテット間(約10 km)の複線化に必要な鉄道拠点を、トレンチ/人工トンネルの中に形成するための大規模な掘削工事です。このプロジェクトは、プーリア州の2つの都市を高速路線で結ぶことを目的としています。今回、路線図の部分的変更として建設された複々線化により、モドゥーニョ町にある6つの踏切がなくなり、全体として交通容量と営業速度の向上に寄与することになります。

鉄筋コンクリート工事を挟んだ掘削工事は、Ferrovie dello Statoグループに属するR.F.I. SpA社からMatarrese srl社に委託され、2013年から開始、2018年までに完成させる予定です。

「この区間は全長12 kmで、旧路線2本と新路線10本からなり、約150万 m³の石灰岩をトレンチ内で掘削しました」とMatarrese Srl社の技術責任者Giovanni Loiudice氏は語ります。「1日の掘削量は、HP 9000が約750 m³、HP 7000が約550 m³で、約800営業日分となり、期待されていた結果を満たしました。これらのブレーカの能力により、契約に記載された期日と掘削期限を守ることができました。
旧路線との接続点の開通には、下の新線路の開通と上の線路の復旧工事を行うため、55時間以内で夜間の列車運行を中断する必要がありました。そこで、Indeco HP 18000ブレーカを使用したところ、1時間当たりの掘削量は約500 m³で、それにより掘削時間の短縮に成功、予定の20時間からわずか8時間で作業を完了しました」と述べました。