A tool for every Job:INDECOブランドのリサイクル業界向け油圧機器
1976年に設立されたINDECOは、その油圧式解体ブレーカで一躍有名になり、解体の世界市場で急速にその地位を確立しました。そして2003年以降、市場のニーズに応えるため、新たな油圧機器を導入することで製品ラインナップが拡大されてきました。その多くがリサイクル業界向けとなっており、INDECOブランドの解体ブレーカを世界に広めた非常に高い品質基準のもとで設計製造されています。
今世紀に入り、INDECOが解体ブレーカの代替品として設計製造した新たな油圧アタッチメントのうちのひとつが固定式小割機IFPと旋回式小割機IRPです。いずれも特別強度の HARDOX® 鋼合金が使われていることで、建物や垂直構造物、床、厚い板材、障壁の一次解体から、鉄筋とコンクリートを分離するリサイクル作業に至るまで、使用環境に関係なく強い力や摩耗、摩擦、そして長時間の使用に優れた耐性を発揮します。その独特なフィルムが破砕効率と一貫性を高めるため、作業時間を短縮し、ショベルカーに伝わる重圧を軽減します。油圧システムに採用されている「増速バルブ」により可動ジョーの無負荷時の閉じる動きが高速になり、資材を破砕するときにすべての力を加えることができるので、生産性が向上します。ジョー内部の刃同士の「隙間」を調整できるので、鉄筋の最適な切断が可能です。加えて、可動ジョーには交換可能な歯が使用されており、常に解体資材にしっかりと食い込むことが可能です。
INDECOのマルチクラッシャーIMPはさまざまなシーンに適応可能で、解体およびリサイクルの分野でどんな状況でも活躍できる機器を必要とする現場にとっては理想的なアタッチメントです。さまざまな工具キットが用意されており、1台のアタッチメントで、ブレーカ、粉砕機、シャー、さらにコンビカッターなど異なる構成でご使用いただけます。特別強度の HARDOX® 鋼合金が使用されており、その構造が変形することなく、どんな作業環境でも長期間の使用に耐えられます。特に、リサイクルの現場では、シャー仕様でその能力を発揮し、切断形状や刃の造り、独自の切り込みシステムなどINDECOのシャーISS特有の性能が加わります。新しいコンビカッタージョーもまた、鉄筋コンクリートの解体とリサイクルに最適です。2枚の交換可能な刃プレートと細長い刃が付いているため、鉄筋の切断が容易になります。
解体やリサイクル業界で働く人にとっては不可欠なアタッチメントがINDECOのシャーISSで、その革新的なデザインと並外れた強度、そして効率を大幅に向上させる最先端技術ソリューションが特徴です。連続回転式油圧システムによりシャーが常に最適な位置に保たれ、ジョーの大きな開口部と高速開閉システム、そして驚異的な切断力が、金属構造物の解体およびリサイクル作業におけるスピードと効率を保証します。HARDOX®特殊鋼を使用することで、ISSシャーに耐性と信頼性をもたらします。それぞれのブレードには4つの切断面が設計されており、交換前に3回転させることができます。
鉄材のリサイクルに特化したINDECOの製品ラインナップに最近追加されたのが、鉄道やトラム、地下鉄のレールを切断するために設計された新しいレール切断シャーIRCです。ジョーの独特なデザインに油圧システムの能力とHARDOX®特殊鋼を組み合わせることで、最大300ブリネル硬さの1メートルあたり75 kgまでのレールを切断することが可能です。
異なる目的に合わせて5つのバリエーションが揃うINDECOのIMGマルチグラップルは、旧モデルのIDGシステムを改良した共通の油圧システムで動作し、INDECO社の回転タイプの製品に広く採用されている360度回転システムを備えています。
IMG S – 選別処理バケット
INDECOの選別処理バケットIMG Sは、瓦礫やさまざまな解体から生成される廃材、都市ごみ、産業廃棄物をリサイクルのために選別するのに理想的なアタッチメントです。
IMG H – 廃材処理バケット 3+2
INDECOの産廃処理バケットIMG Hは、金属廃材や車の解体、解体による廃材などの大きな物の取り扱いを容易にするように設計されたもので、反対側の刃に伝わる力によって、安全で強力なグリップ力を保証します。
IMG D – 解体処理バケット
INDECOの解体処理バケットIMG Dは、残留廃棄物の選別と移動に特化したアタッチメントです。その特殊なデザインと優れたハンドリング性能、力および大きな負荷容量は、リサイクルと環境回復作業に理想的です。