カーニバルの町で働くINDECO社の解体マシン
イタリア国内でその寓意的な山車による歴史あるカーニバルによって有名な町プティニャーノ (バーリ)。その中心にあるアルド・モーロ広場の姿を変えるほどの大きな都市開発プロジェクトが進行しています。新しくてより使いやすい公共スペースを市民に提供することを目的とするこのプロジェクトでは、長年使用されていなかった屋内市場の解体とヴィッラ・コムナーレ公園の拡張が予定されており、町の中心部をより現代風で居心地のいい空間にすることを目指す、まさに戦略的工事となっています。
この工事を受注落札したのが、建設業界で豊富な経験を持つノーチ市にあるFusillo SRLです。そしてこのFusillo SRLがこの解体作業を託したのが、高い知識と技術によって解体作業を行ったFratelli Pugliese Srlです。約1か月を要した解体作業にて、彼らは建設マシン用アタッチメントメーカートップブランドであるINDECO社の様々なマシンを使用する必要がありました。
具体的には、2台の強力なブレーカHP 3000とHP 3500、2台の小割機IRP 850とIRP 23 X、さらに多目的マルチクラッシャーIMP 15が使用されました。
これらの装備は、日立製作所のショベルカーZX 240とZX 300、さらに小松製作所のショベルカー210と340に取り付けられたそうです。
「とても難しい挑戦でした」こう語るのが、Fratelli Pugliese Srl代表を務めるFrancesco Pugliese氏です。彼はさらに「この元市場の構造には複数のコンクリートが使われていました。一般的な密度のコンクリート (RCK 300) が使われている部分もありましたが、最も厄介だったのが旧ミーティングルームに使われていた高密度コンクリート (RCK 600) でした。そんな中でもINDECO社のマシンは最高に仕事をしてくれました。この2種類のコンクリートの解体作業において、優れた敏捷性とスピード、信頼性で応えてくれたのです。
また、Francesco Pugliese氏は、30年以上にわたるINDECO社との関係について「INDECO社製品の品質の良さはよく分かっています。素晴らしい効率を約束してくれるマシンです。さらに、販売代理店やメーカーの技術部が提供してくれるアシスタントサービスにも大変助かっています。私たちがサポートや技術的な指示が必要なときも、彼らはいつも迅速な対応をしてくれて、どんな時でも可能な限り最高のサービスを提供してくれます」と語っています。
プティニャーノでの解体作業は、都市再開発にとって重要な一歩であり、高品質マシンとINDECO社やFratelli Pugliese社のような高い専門技術を持つ企業が地域に大きな影響を与えるプロジェクトの実現に重要な役割を果たすことができることを再確認するものとなりました。