トンネルネットワークの改修工事に活躍するIndecoのブレーカ2台
2009年9月1日より、国鉄/Mota-Engilを中心とするコンソーシアムは、REFERとEPEに代わり、ミーニョ線のトンネルの改良と統合に取り組んでいます。
このトンネルは1870年代から1880年代に作られたもので、これまでは小規模なメンテナンスが行われていただけでしたが、今回は内外装の抜本的な改善、統合、安定化プロジェクトが行われます。
ニーネとカミーニャの間にあるミーニョ線の4つのトンネルについては、鉄道の交通を遮断しないと工事ができないため、全て同時進行で実施されています。
繊維補強コンクリートによる破風と吹抜けの補強、横方向と縦方向の排水システム付きの金属・プラスチック補強、待避所の設置、ポータルの安定化などを行った後、鉄道の高さを50 cmほど下げる予定です。
Indecoの解体ブレーカ「HP 1800」と「HP 350」は、約2000 mに及ぶ線路の掘削・解体作業と、すべてを機械による解体が予定されている24箇所の待避所と作業スペースの建設に伴う鉄道床下地作業に従事しています。