オークランドのEden ParkスタジアムでIMP15とIMG600が活躍
Ward Demolition社は、1987年Peter Ward氏によってオークランドに設立された家族経営企業です。同社は住宅や商業および産業施設の解体や資源の回収およびリサイクルにおいて35年以上の実績があり、現在、100人を超える従業員を抱え、ハイリーチタイプやミニローダー、ホイールローダーなど、1から70トンまでのショベルカー50台以上、さらに20台を越えるトラックとトレーラーを所有しています。
2021年、INDECO Australia と当社ディーラーCrush & Screen社がニュージーランドにおけるINDECO社製品の販売協力体制が確立したことで、現在、Ward Demolition社は、HPシリーズのブレーカ2台、ISSシリーズのシャー2台、IMGシリーズのマルチグラップル3台、そしてIMPシリーズのさまざまなタイプのマルチクラッシャー3台など、INDECO社製アタッチメントを幅広く取り揃えており、これらのマルチグラップルとマルチクラッシャーが、オークランドのEden ParkスタジアムにてWard Demolition社が行った作業の主役として活躍しました。
同社は1998年に北側スタンドを、2008年には南側と東側のスタンドの解体工事を行い、2024年には西側スタンドの一部解体に従事しました。
この作業は、同スタジアムで予定されているイベントのため、3週間という限られた期間で完了する必要がありました。
IMP15とIMG600はショベルカーHX145CRに装備され、それぞれ解体と廃材回収に用いられましたが、この作業ではグラウンドを絶対に横切らないことが条件となっていました。
そのため、マルチクラッシャーがコンクリート建造物を解体・粉砕するたびに、マルチグラップルが現場から廃材を取り除き、トラックに積み込んでいく作業となりました。
さらに、このマルチクラッシャーIMP15は大型スクリーン付近でも極めて正確かつ安全に作業できる性能を持っており、支持構造物に一切の損傷を与えることなく、周囲のコンクリート解体を完了させました。
Ward Demolition社は、INDECO社の高い品質と性能、そして当社ディーラーCrush & Screen社のサポートに大変満足しています。